Moutain Lionでnet.USBクライアント使用する場合の設定
IO DATAのWN-DS/USを購入してプリンタなどをネットワーク化したまでは良かったが、どういうわけかMountain Lion環境にnet.USBクライアントをインストールすると、スリープ復帰時に「コンピュータを再起動する必要があります。」というメッセージが表示される。
いろいろためしてみると、スリープ状態によって正常に復帰できる時とできない時がある。
Macのスリープの場合、デフォルトの設定だと1時間くらいはメモリーに対して情報を保存しておくが、それを超えるとメモリーの内容をストレージに書き込んで消費電力を抑えるようにしている。hibernatemodeで検索すると情報がいろいろ出てくる。
net.USBクライアントは、ストレージに書き込まれた状態から復帰しようとすると正常に復帰できなかった。
結局のところ、回避方法としてはhibernatemodeを変更するくらいしかなかった。以下のようにしたところ、ひとまずエラーは出なくなったような気がする。
sudo pmset -a hibernatemode 0
ただし、このように設定すると当然スリープ時の消費電力は増えるわけだけど。
追記
一晩放置してスリープから解除したら、また「コンピュータを再起動する必要があります。」と表示された。どうもhibernatemodeの変更設定がうまく機能していないような。もしくは他に設定が影響しているのか。どちらにしても自分のMountain Lion環境だとnet.USBクライアントは正常に動かないわけだが。(正確にはクライアントソフトは使えるけど、一定時間以上経ってからスリープ復帰すると必ず再起動がかかる)
追記2
hibernatemode0にして、合わせて[システム環境設定]-[省エネルギー]で「可能な場合はハードディスクをスリープさせる」のチェックを外すとうまく動いているように見える。
チェック外した状態でhiberntemodeの変更をするとwarningが出るけど平気なのだろうか。
Warning: Idle sleep timings for "Battery Power" may not behave as expected.
- Disk sleep should be non-zero whenever system sleep is non-zero.
Warning: Idle sleep timings for "AC Power" may not behave as expected.
- Disk sleep should be non-zero whenever system sleep is non-zero.
追記3
設定を変えてみたけどあまり効果は無かった。上記で試していたのは2012年の13インチだけど。
試しにということで、手元にある2010年の11インチにSnow LepardとMoutain Lion入れて試した見たけど状況的には変わらない。こうなるとOSではなくハードの相性の可能性がありそう。
普段メインで使っているSnow Leopardの入ったMacBookProだと今のところはうまく動いている。スリープ復帰に失敗するとかはこれまで無かった。Moutain Lionにしたときに動くは分からないけど、ハードの問題とかだとなんか動きそうな気もする。